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“やる気”は1歳で育つ。お母さんの理解と言葉がけが成長の差に

Baby&Kids

“やる気”は1歳で育つ。お母さんの理解と言葉がけが成長の差に

vol.1349【1日1成長お母さん】見守りとタイミングいい共感で“やる気”と“身体能力”を育てる

1歳は実験したい時期。好奇心を満たすリアルな体験から物の道理を学びます

1歳は興味や関心を行動に起こしたい実験期でもあり、お母さんも目が離せません。
子どもが箱からティッシュを引き出し続ける姿を目にすれば止めたい気持ちが湧くでしょう。
しかし子どもの探究心を止めないことが行動力を引き出します。子どもは興味を行動に移しながら学習しているのです。
本棚の本を落とす、扉を開ける、穴に入れる…子どもなりの「できた!」を繰り返し、能力を伸ばすのです。

子どもは本来、学びたい欲求の塊。見守る勇気が子どもの発達や成長を促す

Mちゃんが広告の紙を見つけ触っています。無意識に「ダメ」と言って片付けがちですが少し見守ってみましょう。
すると座って何か始めました。一生懸命に紙をちぎっているのです。チラシを食べてしまわないか…片付け面倒だな…と頭をよぎりますがもう少し我慢。最後までやり切ったMちゃんが笑顔で振り返ります。
そのタイミングを逃さずにお母さんが「たくさんちぎれたね!」と伝えましょう。ちぎる動作は子どもの両手の手首や指先の細かい動きのトレーニングです。

子どもが興味を持ったことをそっと見守る時間が、やる気と集中力を育てます

大人からすると簡単な事でも、子どもには知恵と体をフルに使った挑戦です。心身の成長の過程なのです。
ティッシュを引き出す動作も、目で捉えたものを手を伸ばして引っ張るという高度な挑戦であり学びになります。止めたくなる子どもの行動には意味があるのです。
発達に必要な動きを、学びたい欲求から獲得します。
それだけではありません、好奇心を行動に移すことで子どもの“やる気”を育てています。「できた!」に共感して言葉をかければ、さらに次の行動力になるのです。

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