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「◯◯しなさい」がしない子を作る。する子を育てる「できたね」
vol.1410【1日1成長お母さん】命令の即効性は「また言ってる」にすぐ変わる。伝え方を変えよう
即効性のある強い口調の命令文は“言われてからしか動かない”子を作る
子どもに何かを伝えたい時に使う「〇〇しなさい!」「〇〇してはいけません!」という命令文。子育てをしていると、1日1回は言ってしまいますよね。
言うことを聞かない子ども達も、強い口調で命令すれば効果てきめん。すぐに動いてくれるので、お母さんには便利な言葉です。
でも使いすぎると“言われてからやる”癖がついてしまい、毎回言わなくてはならなくなります。
実は命令しなくても子どもが自ら動いてくれる、最強の言葉があるのです。
“命令されるとしたくなくなる”のは人間の本能に備わった自由への欲求
人間には「自分の自由を守りたい」という防衛本能があります。命令されるとこの本能が働き、反発心を生むのです。
お母さんも子どもの頃「勉強しなさい!」と言われた途端にやる気が無くなった、という経験があるのではないでしょうか。それと同じことが子どもの心に起こっているのです。
だからその場ではお母さんの言うことを聞いたとしても、イヤイヤなので自ら進んでやるようにはならないのです。
「お母さんが怒るからやる」では解決しない。自主的になるポイントがある
例えば宿題をしてほしいとして「宿題しなさい!」だと「今からしようと思ってたのに」という反発を生みます。ではどうすればいいのでしょう。答えは簡単。していないことではなく、子どもがすでにやったことを言葉にしましょう。「お、しっかり手を洗えたね」「あら、おやつ早く食べたのね」などで大丈夫です。「ここまでできたね」ということを示してあげると、子どもは安心し、次の行動を起こせるようになります。
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