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子連れ出勤って実際どうなの?メリットデメリットや企業の事例もご紹介

子連れ出勤が認められている職場は、親として魅力的ではありませんか?しかし、一方で同僚などに少なからず迷惑をかけることになるので、不安な面もありますよね。政府が後押しする姿勢を表明している子連れ出勤制度、一部では導入している企業もあるようですが、制度の問題点が多くなかなか賛同が得られていない状況にあるようです。

今回は、子連れ出勤のメリットとデメリット、実際に子連れ出勤を取り入れている企業の事例をご紹介します。

■子連れ出勤のメリット・デメリットを知りたい

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制度利用者のメリットやデメリットは、どんなことがあるのでしょうか。

【メリット】

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子連れ出勤のメリットは、まず子どもの預け先が確保できるという点です。まだ小さい子どもを抱えながら情報を収集して預け先を探すのは大変なことですよね。地域によっては保活をする親の精神的負担、肉体的負担が大きいとされています。
次に、送迎の負担がないという点です。子連れ出勤であれば、自身の通勤に子どもをいっしょに連れて行けるので余分な送迎時間は短縮され、朝、夕の往復だけで疲れてしんどい…ということがなく、交通費などの負担を軽減することができます。
また、保育園や幼稚園などの保育施設への登園には荷物が多くなりがちですが、子連れ出勤の場合は持ち物が多少減るかもしれません。
そして、自分自身が子どものそばにいるので、体調が変化してもすぐに気づいて対処ができるというのもメリットのひとつですね。

【デメリット】
子連れ出勤のデメリットは、まず通勤が大変という点です。通勤、帰宅ラッシュに子どもを連れて交通機関を使うということは想像以上に大変です。まだ小さい子どもに″おとなしくしていなさい″と言うのは難しいものではないでしょうか。
ぐずったときの対処法としてお菓子やおもちゃなどを持たせたり、時間配分を考えたりする必要がありそうです。
次に、常に子どもが近くにいるので気になってしまうという点です。メリットでもあるのですが、朝から帰りまでずっといっしょなので気が休む時間は無さそうです。
また、保育の現場を目にする機会がある場合は、自分の子どもが泣いていたり、いたずらをしていたり・・・。そんな瞬間が目に入ってしまうと、場合によっては気になってその後の仕事に集中できないということもあるかもしれません。

■子連れ出勤に賛成派・反対派のさまざまな意見

子連れ出勤には、さまざまな意見があります。まずは、賛成派の意見から見てみましょう。

<賛成派の意見>

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出産したら職場復帰したいけれど保育園が見つからない、子どもの預け先がないなどの問題により職場復帰を諦めざるを得ない方は多いようです。そういった場合に、子連れ出勤制度がある企業であれば離職せずに働けるというのが、賛成派の中でも最も多い意見なのではないでしょうか。
また、突然なんらかの事情で子どもを預けなくてならないが、頼れる人がいない…ベビーシッターを頼むにしても探すところからしなくてはいけないので、ひと苦労…。場合によっては高額になることもあるので、子連れ出勤を選択できるのは少し気が楽になるようですね。

<反対派の意見>

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子連れ出勤は、国が積極的に推進しようとしている政策ですが、SNS上では″保育園を整備するなど、他にやるべきことがある″といった反発や、″企業側に任せるのではなく、まずは子どもの預け先を増やしてほしい″などの声が挙がっています。
子育ての実態を知っている人からは、物理的に不可能という声が挙がっており、保育環境が整っていない勤務先では子どもを自由に遊ばせることができず、危険も多いので長時間過ごすとなると不安を感じるといった意見があります。

■【日本】子連れ出勤を取り入れている企業の事例を見てみよう!

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子連れ出勤制度を採用している企業では、どんなルールや対策が取られているのでしょうか。まずは日本の企業から見てみましょう。

<モーハウス>
子連れ出勤可能な子どもの年齢を原則として乳児(2歳児程度)に限定している『有限会社モーハウス』。授乳服の企画、販売をしている会社でもあることから、母親が勤務中に授乳しやすいよう、全従業員の雇用を女性にしているそうです。

<サイボウズ>
子連れ出勤の際に子どもの年齢を小学生以上に設定している『サイボウズ株式会社』。乳児、または幼児に当たらないので児童福祉法の保育の問題はなく、在宅勤務で対応できない場合に従業員が気軽に申請できるようになっています。

<ソウ・エクスペリエンス>
ベビーシッターは常駐しておらず子どもを見守るのは共同管理、共同責任というスタンスを取っている『ソウ・エクスペリエンス株式会社』。また、仕事中での子育てに費やす時間は、子連れ出勤をしている従業員の申し出により、給料より差し引くという形を取っています。原則として3歳まで子連れ出勤を可能とし、会社全体を子どもを見守る一時的な預かり場所と位置づけています。

■【海外】子連れ出勤を取り入れている企業の事例を見てみよう!

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ここでは、国別に子連れ出勤制度についてどんなルールや対策があるのかご紹介します。

<アメリカ>
アメリカは、子連れに寛容な文化です。平日で学校がお休みの日には、多くの人が子どもを連れて出勤しているのだそうです。そして、子どもを連れてきている人に対して同僚は受け入れ態勢であり、誰もがやさしく接してくれるようです。

<イギリス>
イギリスでは、女性が子どもを産んだ後にまた仕事に戻るということを会社から大いに期待されており、出産後に仕事に戻らない人は珍しいそうです。仕事によっては、在宅勤務やパートタイムといった働き方を選択できる他、子連れ出勤もしやすい環境のようです。

<タイ>
タイでは、子育てはできる人がするという発想です。なんらかの事情で子どもを預けなくてはならない場合に、連れて行くのは職場なのだそうです。会社によっては受け入れてもらえないところもあるようですが、子連れ出勤可能な会社では同僚がいっしょに見てくれるのだとか。助け合いで成り立っているんですね。

■日本での子連れ出勤制度を取り入れた企業は少ないが選択肢は増えている!

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保活がうまくいかない、なかなか保活に時間が取れないなど、子どもを預けるのが難しくて職場復帰を諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。少しずつではありますが、働き方改革のひとつとして子連れ出勤制度を取り入れる会社は増えているようです。
また、在宅勤務ができたり時短勤務ができたりなど働き方も多様化しているので、今回ご紹介した事例やメリット・デメリットも参考に自分に合った働き方を考えてみるのも良いかもしれませんね。

mi-i

パン作り、パンを食べること、パン屋巡りが大好きです♡
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