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また兄弟喧嘩!止める?放っておく?正しい対処法と親が注意すべきポイント
■<年齢別>兄弟喧嘩の対処法
親が注意すべきポイントをご紹介しましたが、次に起きてしまった兄弟喧嘩の対処法について年齢別にご紹介します。年齢によっても兄弟喧嘩の対処方法が異なるため、それぞれの子どもの年齢に応じた対処法を見てみてください。
・2~3歳頃の兄弟喧嘩

2歳から3歳頃の子どもは、理性を抑える前頭前野の機能が未熟なため、衝動的な欲求を抑えることができません。そのため、叩く、投げる、噛みつくなどの困った行動が目立ちます。しかしこれは、子どもなりに一生懸命考えて行動した結果なので、成長の証として受け止め、子どもの気持ちに寄り添いつつ「でも叩いちゃだめだよ」などと注意するようにしましょう。
・4~6歳頃の兄弟喧嘩

4歳から6歳くらいの子どもになると、ある程度理性がコントロールできるようになります。年齢差にもよりますが、子どもたちがお互いにやり合えるようになれば原則として親は立ち入らないようにしましょう。兄弟喧嘩は悪いことのように感じますが、家庭内で我慢や遠慮をすることなく喧嘩ができる兄弟は、貴重な関係です。大きな怪我に繋がりそうな場合や、あまりにも一方的な場合は、止める必要がありますが、我慢することや、理不尽さを学ぶことができるチャンスだと考え、見守ってあげましょう。
・小学生の兄弟喧嘩

小学生になったとしても、4~6歳頃の喧嘩とあまり変わりません。基本的に見守ることが大切ですが、あまりにも騒がしい場合などには強制的にやめさせたり、「お菓子を食べよう!」ともので釣って休止させたりする方法も。喧嘩のルールを作り、そのルールを破ったときにだけ止めに入るようにしてもいいでしょう。
■激しい殴り合いや怪我をしそうな場合はどう対処する?止め方は?

暴力を振るうことで喧嘩を解決してしまうと、家庭外でも暴力で解決しようとする可能性が。しかし些細なことから喧嘩が発展し、殴り合いになってしまうこともあります。その場合はどうしたらよいのでしょうか?
できることなら最初に手を出さない喧嘩のルールを作って、手を出した場合は親が止めに入ることが重要です。しかしどうしても喧嘩が収まらない場合には、感情的になっている子どもに合わせるのではなく、親は冷静に子どもの意見を聞いてあげましょう。なぜ喧嘩になったのか、どこが悪かったのか、など子ども自身が考えられるようになることがベストです◎
■子ども自身が自分で解決できるよう、ときには叱りながら見守りましょう

兄弟喧嘩が起きる原因から、その対処法までをご紹介しました。それぞれの家庭にあったルールを作り、子ども自身がそれぞれ自力で解決できるよう、手助けしてあげましょう。
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