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飽き性のやんちゃ坊主も“だるまさんがころんだ”で集中力がつく
全然話を聞いていない、飽きて投げ出す、そんなわが子の集中力を育てたい
元気いっぱいなのはいいのですが、話をちゃんと最後まで聞けなかったり何でも途中で投げ出したりすると、わが子の集中力のなさが心配になることがあります。
「ちゃんと聞きなさい、集中して」などと声をかけてもその時だけ。一時的に気をつけるだけで、またいつものように中途半端に投げ出してしまうのです。
そんな時、実は運動をさせるといいのです。なぜなら運動は体のコントロールだけでなく心のコントロールともつながっているからです。
何でも途中でやめてしまう子どもにやりとげる集中力をつけるカギは運動
Mくんは4歳の元気いっぱいでやんちゃな男の子。お母さんはMくんが何でもすぐに飽きていつも途中で投げ出してしまうところが気になっていました。
Mくんが大好きで買ったパズルも粘土遊びもあまり長い時間は集中できず、すぐに飽きてやめてしまうのです。
お母さんは集中力をつけるには運動がいいと聞き、外に出てボールを蹴ったり投げたりする遊びを取り入れました。走ってはボールを受け止める動作を繰り返すうちに、少しずつですがパズルに向かう時間も増えてきました。
走る・止まるを繰り返す運動が自己コントロールの神経の発達を促す
真逆のように見えますが、集中力は運動と密接な関係を持っています。そして体全体を自由にコントロールする神経は心をコントロールする神経と関連しています。
子どもの脳は複雑な指令を行動に移すシステムが未発達なため、集中力を維持できないのです。
十分に手足をコントロールできるようになると必然的に集中力も養われていきます。走っている途中で止まれるようになると自己コントロールの神経も発達し、集中力だけでなく努力や我慢もできるようになるのです。
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