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ボロボロのお気に入りタオルは「これさえあれば大丈夫」のお守り

Baby&Kids

ボロボロのお気に入りタオルは「これさえあれば大丈夫」のお守り

vol.1701【1日1成長お母さん】古くなっても捨てないで。子どもが納得する時期を待とう

「これがないと眠れない」は「これさえあればどこでも寝られる」という強み

もうボロボロのタオルやぬいぐるみを子どもが手放そうとしないことがあります。安全で安心だったお母さんの側から外の世界に出ようとする過程で、不安を和らげてくれるお守りのような存在なんです。お母さんとしては表に出すのが恥ずかしいくらいボロボロかもしれません。しかし、その子にとってはそばに置いておくことで安心でき、新しいことに挑戦する勇気の元でもあります。そして子どものタイプによってはそのこだわりが強くでる子もいます。

こだわりはエネルギーになる。不安を取り除いて活躍できる場を広げよう

お気に入りのタオルやぬいぐるみをなかなか手放さない子には、粘り強い努力家さんタイプが多いです。こだわりが強くお母さんを困らせることがあるけれど、それだけ一つのことに打ち込める強さを持っています。こだわる気持ちは不安な思いの表れ。もともと他の子より不安になりやすいタイプなのです。順序や物にこだわることで子どもなりに不安を解消しています。こだわりを尊重してあげると、これと決めたことをやりぬく力が育ちます。

こだわりのお気に入りグッズは、不安をやっつけてくれるお守りになる

4月から幼稚園に通い始めたTちゃん。毎朝「行きたくない」と行き渋りをしています。Tちゃんには赤ちゃんの頃から使っているお気に入りのタオルがありました。もうボロボロになっていますが、4歳になった今でも寝るときにいつも持っています。お母さんは「寂しくなったら、こっそりバッグをのぞいてね」とそのタオルを幼稚園に持たせることにしました。それからはお気に入りのタオルがそばにある安心感のおかげで、行き渋りが少なくなりました。

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