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兄弟げんかはそっと見守り、コミュニケーション能力を育てよう
vol.1941【1日1成長お母さん】兄弟げんかは非認知能力を育てるのにも絶好のチャンス!
兄弟げんかは起こって当然のこと。非認知能力が育つメリットもたくさん!
外では友達とけんかになることが少ない子どもでも、家で激しく兄弟げんかが繰り広げられていることがたくさんあります。外では我慢していても、兄弟となれば遠慮がないため言いたいことも言うし、手が出ることもあります。けんかの声も激しいので泣き声が聞こえると、お母さんもイライラしてついつい「なんで叩くの」「ダメでしょ」と言ってしまうこともあると思います。しかし兄弟げんかをすることで非認知能力といわれるコミュニケーション力や問題解決力が育つのです。
兄弟げんかをしてもすぐに入っていかなくても大丈夫!そっと見守ろう
兄弟げんかは怪我になるような場合は止めないといけませんが、基本的には親が入っていかなくても自然と仲直りしているケースがほとんどです。兄弟げんかにお母さんが入って“どちらが悪いか”をジャッジしてしまうと、かえって状況を悪化させることもあります。けんかはそっと見守りましょう。子どもたちがお互いの言い分を思う存分に伝え合うことで、コミュニケーション力が育ちます。また、どのようにけんかを鎮めていくかを考えることで、問題を解決していく力が育ちます。
子どもが助けを求めてきたときは、ジャッジはせずにお互いの言い分を聞こう
4歳のYくんが先にテレビを観ていたのに、6歳のAくんがYくんの持っているリモコンを奪いました。Yくんは怒ってリモコンを取りかえすためにお兄ちゃんを叩きました。するとAくんも怒ってYくんを叩き大げんかに発展し、Yくんは泣いてお母さんのところに来ました。お母さんはYくんとAくんの言い分を聞いた後、子どもたちに「どうしたらよかった?」と聞くとAくんは「勝手に取らない」Yくんは「叩いたらダメ」と解決策を出せたのです。
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