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子どものウソも成長の証!共感&対話で本音を言える雰囲気を

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子どものウソも成長の証!共感&対話で本音を言える雰囲気を

vol.1944【1日1成長お母さん】先を予測できるからこそのウソ。「だめ」を封じて話を聞こう

着眼点をチェンジ!ウソについてではなくその裏に隠された本音に注目しよう

4歳くらいの子のお母さんの中には「ウチの子すぐにウソをつく」と悩んでいる方がいるかもしれませんね。先を予測する力が優れている子は「正直に話すと怒られるから」と自分を守るためにウソをついてしまうことがあります。ウソに気づくと追及したくなるかもしれませんが、追及するほど子どもは意地を張ってしまいます。ウソの裏には必ず口に出していない本音があるので、それを見つけて共感すると徐々に心を開き真実を話してくれるようになります。

 

ウソを重ねて引けなくなっているのに気づいたら、まずは思いに共感しよう

4歳のAちゃんは絵本に夢中で寝る時間になっても歯磨きをしていません。お母さんが「歯磨きしようね」と声をかけると、していないのに「した」と答えます。再度声をかけると「したもん!」と強い口調で返ってきました。そこでお母さんは「まだ絵本を読んでいたいのね」と言ってみると、一瞬止まってから「うん」との返答がありました。「絵本を読みたい気持ちも分かるけど、もう寝る時間だよ」と再び声をかけると、渋々でしたが歯磨きを始めました。
 

子どもが気持ちを伝えてくれているときは「だめ」を封じて向き合おう

ウソをついても根本的な問題は解決しないので、正しい解決方法を学ぶ必要があります。「絵本をもう少し読みたい」と心で思っていることを口に出してみるなどです。寝る前だと「寝る時間だからだめ」と一蹴してしまうこともあるかもしれません。しかし子どもが正直な気持ちを伝えてくれた際には「だめ」と言う前に、気持ちを伝えてくれたことを認めて耳を傾けてください。一方的に否定せず向き合う姿勢が、正直に話そうとする思いを育てます。
 

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