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物覚えの早い完璧主義者だからこそ、人を頼るのは苦手

Baby&Kids

物覚えの早い完璧主義者だからこそ、人を頼るのは苦手

vol.1997【1日1成長お母さん】困ったときは「助けて」と人にお願いができる子に育てよう

なんでもできるしっかり屋さんでも、時には投げ出しそうになることもある

幼い頃からなんでもそつなくこなす子は、周りからも「しっかりしてるね」と褒められることが多く、お母さんも安心して子育てができていたかもしれません。しかし、2歳頃から新しいことを挑戦したがらなくなったり、途中でつまずくとかんしゃくを起こしたりすることがあります。手先の器用さや運動能力が上がってできることが増えたとはいえ、まだまだ成長の途中段階。行きづまって投げだしそうになったら、大人や友達にヘルプを出すように促しましょう。

プライドの高い子ほど、いざというときに「助けて」と言える子に育てよう

幼い頃からなんでもそつなくこなす子は、観察力に優れています。大人の会話や動作をじっと見て、どんどん真似して覚えていく知能派です。一方で、プライドが高く完璧主義という傾向も持ち合わせています。難易度が高いと判断したものは始めから挑戦しない、挑戦しても思ったようにいかないと途中で投げ出すことも。プライドが高いため、人を頼るのが苦手です。そのため、早い時期から「教えて」「いっしょにやって」など、人の助けを借りるための言葉を教えてあげるといいでしょう。

怒って泣くのは、できない悔しさから。まずはその気持ちを受け止めよう

物覚えが早くて手先が器用な2歳のKくんは、ブロックで遊ぶのが大好き。しかし、ブロックを組み立てるのは得意ですが、まだブロックを外すことが上手にできません。何度やっても外せないので「できない!」と手足をバタバタさせて怒りはじめました。お母さんは「できないんだね。悔しいのね」とKくんの気持ちを受け止めました。Kくんの気持ちが少し収まったところで「こういうときはお母さんに手伝ってと言おうね」と教えました。

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