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公共の場ではお母さんの気持ちを伝え、親子でマナーを学ぶ機会に

Baby&Kids

公共の場ではお母さんの気持ちを伝え、親子でマナーを学ぶ機会に

vol.2006【1日1成長お母さん】みんなが心地よくいられるには?を想像させていっしょに考えよう 

元気いっぱいは素敵!でも困ったと思ったときは思いやりの心を育ててみよう

好奇心旺盛で何でも自分でやってみたいタイプの子は、衝動性が強く、飛んだり跳ねたり大忙し。常に動き回って、実験しています。自由にできる環境であればかわいく見える行動も、公共の場だとお母さんはドキドキヒヤヒヤ。一度興奮すると話を聞いてくれず、困った経験がある方もいるのではないでしょうか。持って生まれた性格も影響しているので難しいところではありますが、思いやりの心を育てていくアプローチ方法もあります。 

電車に乗る前も乗っている間も、気持ちに関する会話を取り入れよう!

5歳のOくんは病院に行くため電車に乗ってお出かけします。いつも走り出したり騒いだりするのでお母さんはドキドキです。電車に乗る前に「お母さん、Oくんと静かに電車に乗っていられたらうれしいな」と話しました。電車に乗ると、Oくんと同じくらいの年齢の男の子が車両の中を大興奮で走り回っています。Oくんは思わずお母さんに「走って危ないね。それにお母さんも悲しんでるね」と言い、Oくんは静かに座席に座りました。 

お母さんの気持ちを伝えて思いやりの心が育つと、周りのことも考えられる

5歳頃になると他人の気持ちを想像する力が発達し、相手の立場を考えるという“共感脳”が育ちます。「静かにしてくれたらうれしいな」とお母さんの気持ちを伝えたり「電車の中で走ると他のお客さんはどう思うかな?」と他人の気持ちを想像させたりすることで、段々と周りの人のことも考えた行動もできるようになります。特に男の子は体験することで、より理解できるようになります。子どもの気持ちを引き出し、他人の気持ちを想像する力を伸ばしてあげましょう。 

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