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手づかみ食べはいつから始める?始め時から練習方法、おすすめ食材やレシピまで解説

出典:PIXTA

Baby&Kids

手づかみ食べはいつから始める?始め時から練習方法、おすすめ食材やレシピまで解説

手づかみ食べを始める適切なタイミングや得られるメリット。適した食材からレシピまで「手づかみ食べ」を徹底解説します。離乳食後期頃からはじまることが多い「手づかみ食べ」。いつから、どのように始めて良いかわからずなかなか手づかみ食べになかなかトライさせられていないパパママも多いのではないでしょうか。このころに手づかみ食べをたくさんすることにより、赤ちゃんの手先が器用になったり、食への関心が増したりとうれしいメリットがたくさんあります。
この記事では、赤ちゃんの手づかみ食べについて徹底解説していますので、ぜひ参考にして積極的に手づかみ食べを取り入れてみてください。

■手づかみ食べとは?発達において重要な役割がある!

赤ちゃんは生まれてからおっぱいやミルクを飲ませてもらい、離乳食も最初は食べさせてもらいます。そこから、自分でつかんで食べていけるようになることは自立への第一歩です。いろいろな食べ物を見る、さわる、味わうという経験を通して、赤ちゃんは自分で食べようとする意欲を高めていきます。
また、食べ物をつまんで食べるという動きは、食べ物のさわり心地やにおい、温度などを感じられます。そのため、手づかみ食べで感覚がたくさん刺激され、脳の発達が促されます。もう少し詳しくその過程について説明しましょう。

・手づかみ食べは目、手、口を使った協調運動

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手づかみ食べは、食べ物を目で見て、手でつかんで、口に運び入れるといった、目、手、口を協調させて行う運動で、摂食機能の発達の上で、重要なステップとなる動作です。手づかみ食べをたくさん行い、目、手、口の協調運動がうまくできるようになることで、次の段階のスプーンやフォーク、お箸などを上手に使えるように成長していきます。
また、この時期は、赤ちゃんの自分でやりたいという欲求が出始める頃です。手づかみ食べは、赤ちゃんの自分で食べようとする力を育てられます。

・手づかみ食べをしても大丈夫?手づかみ食べは赤ちゃんにとって大切な発達ステップ

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手づかみ食べで食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、汚したりする赤ちゃんを見て、手づかみ食べをして本当に大丈夫?と心配になってしまう方もいるかもしれません。手づかみ食べは一見、遊び食べやお行儀が悪いと思うかもしれませんが、赤ちゃんの発達にとってはかかせないステップでとても重要な行為です。また、手の雑菌などを心配する方もいるでしょう。手づかみ食べをする前に、しっかり手を洗い、テーブルや食器類を清潔にすれば大丈夫です。逆に、手づかみ食べをすることでいろいろな雑菌が口に入ってきて、腸内環境が整います。
しかし、ママやパパが嘔吐下痢をしているなど、感染症に罹った場合は手づかみ食べを中断し、他の人に手伝ってもらいましょう。

・手づかみ食べをしない場合はどうすれば?

実は、食べ物に手を伸ばそうとせず手づかみ食べをしない赤ちゃんも多くいます。手づかみ食べをしなくてもおかしいことではありません。この時期の赤ちゃんは、手づかみ食べをすることより適切な栄養をとることがもっとも大切です。
発達に良いからと無理に手づかみ食べをさせると、食べることにマイナスなイメージを植えつけてしまう場合もあるので注意しましょう。

■手づかみ食べを始めるのはいつから?赤ちゃんからのサインを確認しよう

手づかみ食べを始めるにだいたいの目安はありますが、それぞれの赤ちゃんの成長具合に合わせて始める時期を決めましょう。

・手づかみ食べを始める目安は?

赤ちゃんの手づかみ食べは個人差もありますが、生後9ヶ月頃の離乳食後期ぐらいから始まるといわれています。離乳食を食べさせてもらうことで、少しずつ食べ物に親しみ、食べた満足感を得る過程を経て、少しずつ自分で食べることへの意欲を持ち始めます。離乳食レシピの幅も増えてくる7ヶ月~8ヶ月頃の離乳食中期が終わり、離乳食後期に入る頃になると自分で食べ物をつかんで口に運び、手づかみ食べをし始めるようになるのです。

・手づかみ食べをそろそろするサイン

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こんなサインがあれば、手づかみ食べを始めてみましょう。
 

  • ・乳歯が生えてきた
  • ・お座りが安定し、食事用の椅子に一定時間座れる
  • ・歯茎と舌で口どけのいいものを潰して食べられる

また、手づかみ食べの卒業時期は子どもの成長ペースに合わせながら3歳頃を目指しましょう。2歳頃までは手づかみ食べをして、五感を刺激する方が重要だと言われています。無理に卒業させようと、スプーンやフォークを急いで使わせる必要はありません。

■手づかみ食べをしていても本当に大丈夫?開始時期は赤ちゃんの発達状況に合わせて

赤ちゃんの発達には個人差があり、離乳食後期になっても手づかみ食べを始めるのにはまだ早い場合もあります。赤ちゃんの様子をよく見てその子の発達に合わせて適切なタイミングで始めましょう。

・こんな場合はまだ早い!赤ちゃんからのサインを紹介

口をもぐもぐせずに、食べ物をまる飲みしてしまう。また、離乳食中期の硬さや大きさの食べ物をうまく食べられずに口から出してしまう場合は、手づかみ食べデビューには早いでしょう。

・こんな場合は最適なタイミング!赤ちゃんからのサインを紹介

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赤ちゃんのこんなサインは最適なタイミングの合図です。
 

  • ・食べ物をすぐ飲み込まず、口をもぐもぐ動かしている
  • ・食べ物を見つめたり、自ら手を伸ばしたりする
  • ・食事用の椅子に一定の時間座っていられる
  • ・やわらかいものを歯ぐきでかもうとする

・次の段階にステップアップのサインは?

離乳食完了期の1歳~1歳半頃は、手づかみ食べと並行してスプーンやフォークを使って食べ始める時期です。この頃になると、多くの赤ちゃんはスプーンやフォークに興味を持ち、自分で持ってみようとします。
大人用と赤ちゃん用のスプーンとフォークを用意しておきましょう。しかし、この時期には個人差があり、まだ手づかみ食べしかしない子もいます。でも焦る必要はありません。赤ちゃんのペースに合わせてあげることが大切です。

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