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兄弟けんかで成長する夏休みを。まずは子どもの思いを受け止めて

Baby&Kids

兄弟けんかで成長する夏休みを。まずは子どもの思いを受け止めて

vol.1091【1日1成長お母さん】兄弟けんかは気持ちを言葉にする練習の場。解決の仕方も学ぼう

夏休み中の兄弟けんかにイライラしたら、安易に仲裁せずに見守るのもひとつ

子どもたちとっては待ちに待った夏休み。でもお母さんたちには大変な日々の始まりですね。暑さのせいでイライラし怒りっぽくなりがちな所へ、普段と違う、子どもたちがずっといる生活にストレスを感じます。子どもも学校に行かずに家にいると兄弟で関わる時間がぐっと増え、夏休みはいつもより兄弟けんかも増えてしまうものです。無理にけんかを止めさせようと関わっていては本当の解決から遠ざかるばかり。子どもの気持ちの整理ができると解決への道も早まるでしょう。

大人には理解不能な兄弟けんか。原因が些細なことでも本人は真剣です

A君とお兄ちゃんは仲良し兄弟です。でも夏休みはとにかく、けんかばかり。びっくりするほど些細な事で毎日けんかになるのです。この日もA君の大きな泣き声が響きます。「お母さん、お兄ちゃんが叩いた!」とA君。「A君が先に足を蹴ったからだよ」とお兄ちゃんも主張します。二人の言い合いが日々続くと「やめなさい!もう、静かにして」と言いたくなってしまいますが、こんな時こそお互いの言い分をしっかりと聞いてあげましょう。

子どもはお母さんに仲裁を求めていない!ただ話しを聞いてほしいだけ

「お兄ちゃんが叩いた」には「お兄ちゃんが叩いたのね」と子どもが言った言葉をオウム返ししてみましょう。「うん、ぼくは悪くないのに叩いた」と言えば「悪くないのに叩いたのね」と言う具合に何回か繰り返します。言葉を繰り返されることで自分の言った言葉を確認でき、気持ちの整理がつきます。お母さんに聞いてもらい分かってもらえると気持ちがスッキリして落ち着くでしょう。そして、お兄ちゃんの言い分もちゃんと聞いてあげましょう。

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