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【2020】稚児行列の開催情報を公開!事前準備や申し込み方法をチェック

出典:photoAC

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【2020】稚児行列の開催情報を公開!事前準備や申し込み方法をチェック

「稚児(ちご)行列」ってご存知ですか?小さな子どもたちが、平安スタイルの古風な衣装で練り歩く仏教・神道行事のことです。全国各地のお寺や神社で行われていて、宗派を問わず参加できますよ。大規模や行事に合わせて募集されるため、地域によってはなかなか体験できないレアなイベント!「3回参加すると幸せになれる」という言い伝えも…。

今回は、稚児行列の魅力を詳しくご紹介します!

■稚児行列のこと、ゼロから知りたい!

まずは稚児行列の基礎知識からご紹介していきます。

・そもそも稚児行列って何?

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「稚児行列」とは、平安装束をモチーフにした衣装を着た子どもたちが練り歩く行事のこと。お寺の法要や神社の祭礼に合わせて開催されることが多く、主に次のような行事に合わせて行われます。・晋山式(しんさんしき)…お寺のお坊さんが新たに住職になるときの儀式。・落慶法要(らっけいほうよう)…お寺の本堂の新築・リニューアルを祝う儀式。・灌仏会(かんぶつえ)…お釈迦(しゃか)様の誕生日(4/8)を祝う行事。このほかにも、地域のお祭りに合わせて行われる場合もあります。参加人数は数十人程度から、多いところでは数百人以上の大行列になることも!子どもたちには、着物の上に金襴(きんらん)と呼ばれるきらびやかな衣装を重ね、袴(はかま)をはかせます。頭には、男の子は烏帽子(えぼし)、女の子は天冠(てんがん)という飾りをかぶせ、手には扇や蓮(はす)の花などの造花を持たせます。そして、額に位星(くらいぼし)と呼ばれる黒丸を描き、鼻筋を白く塗る化粧が一般的です。なかなか着る機会のない衣装なので、かわいらしい姿を写真に収めるチャンス!英語では「Chigo parade」「children’s parade」などと呼ばれ、海外からの観光客にも人気のイベントです。

・稚児行列の起源って?

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もともと「稚児」とは、幼児や子どもを意味する言葉。神道では、穢(けが)れのない魂を持つ子どもには神霊が宿るとされ、神聖視されていました。また、仏教でも、お寺でお坊さんの身の回りの世話をする子どものことを、稚児と呼んでいたそうです。現代の「稚児」は、稚児行列などの祭礼に参加する子どもたちのことを指します。

・稚児行列の主な流れは?

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募集は開催日の数カ月前から始まり、定員に達すると締め切られることが多いです。人気の高い稚児行列には申し込みが殺到するため、すぐに定員が埋まってしまうこともあります。参加を希望する場合は、事前にお寺や神社の公式サイトで、年間行事をチェックしておきましょう。自治体の発行する広報誌などで、告知が行われることもあります。主催者によっては、事前に参加料を収める必要があったり、数日前までに衣装一式が届いたりする場合も。募集要項や案内状に目を通し、当日までの流れを確認しておきましょう。

■稚児行列に参加する方法が知りたい!

各地で開催されている稚児行列。参加するときの具体的な方法をご紹介します!

・稚児行列に申し込みできる条件は?

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稚児行列に参加できる子どもは、自分で歩ける年齢~小学生に限定されていることがほとんどです。貸し出される衣装のサイズは、身長に応じて80~150cmくらいまで用意されていて、小学校高学年になるとさすがに丈が短く感じられることも。実際に参加する子どもは3~10歳が多いようです。なお、宗派や住んでいる地域を限定せず公募されることが多いため、遠方からの参加者もたくさんいます。

・稚児行列の参加費用は?

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主催者によって異なりますが、おおむね1人につき5,000~10,000円の場合が多いようです。記念の写真撮影(集合写真)がついていて、後日写真が郵送される場合もあります。

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