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「あなたならできる」と言われた子は不可能を可能にする
vol.1133【1日1成長お母さん】子どもの才能を伸ばす方法「あなたならできる」と声をかけよう
「あなたならできる」と言われた子は、本当にできる可能性が高まる
日本人バスケットボール選手がNBAドラフト一巡目で指名を受けるという歴史的快挙を成し遂げました。彼は中学時代のコーチに「おまえはNBAに行くんだ」と言われたそうです。コーチは何気なく掛けた言葉かもしれませんが、大人が「この子なら必ずできる」と信じ「あなたならできる」と子どもに声をかけると本当に夢や目標が実現する可能性が高まるのです。これを教育心理学で「ピグマリオン効果」または「教師期待効果」といいます。
お母さんから期待された子どもは意欲が引き出されて成功確率が上がる
ピグマリオン効果とは「人は他者に期待されるほど、意欲が引き出されて成績が向上する」という教育心理学の法則です。これはコーチや先生だけでなく、お母さんが行っても効果は絶大です。プロ選手になる!などの大きな目標だけではなく、日常の小さな目標達成に活かしましょう。例えば子どもが一輪車に挑戦しているときに、お母さんが「あなたならできるよ。毎日練習してごらん」と声をかけます。そして子ども自身も「私ならできる」と信じて練習をすると、できるようになる確率が上がるのです。
「できない」と口に出してしまうと、目標達成率が下がってしまう
これとは逆の現象を「ゴーレム効果」といいます。お母さんが「この子にはできないかもしれない」と思えば、子どもが目標を達成する可能性が下がるのです。たとえ「子どもが失敗して傷つかないようにしてあげたい」という親心があったとしても「あなたにはまだ無理じゃない?」という声のかけ方をしてしまうのは、子どもに「私にはできない」という暗示をかけているようなものです。これはなるべく使わないようにしたい言葉ですね。
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