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切り替えが苦手な子どもには、自分で時間を決めてもらおう

Baby&Kids

切り替えが苦手な子どもには、自分で時間を決めてもらおう

vol.2011【1日1成長お母さん】こだわりが強い子には、いま楽しんでいるこだわりを認めよう 

切り替えが苦手な子どもは、集中力が高く、粘り強い頑張り屋さん

一度好きな遊びを始めたら何時間でも夢中になって遊ぶ子どもは、「幼稚園に行くよ」と言ってもなかなか切り替えができないことがあります。そこでお母さんが痺れを切らして「もう出ないと間に合わないよ!早くして!」と怒ろうものなら、「もう行かない!」と怒って泣き続けることもあります。そうなったらお手上げ状態で、お母さんは疲れ果ててしまいますよね。このような切り替えの苦手な子どもへの対処法は、まず認めることが大切です。 

こだわりがある子どもは、そのこだわりを認めることから始めよう

好きな遊びに集中しているときは、「夢中になって遊んでるね」と「電車でなら何時間でも遊べるね」と遊びを認める声かけをしましょう。こだわりがある子どもはその遊びを認められると喜びます。こだわりを認めたあとに声をかけるといいでしょう。声のかけ方としては、「ご飯ができたよ、後何分で終われるかな?」など、自分で時間を決めてもらいましょう。自分で決めたことは、守ろうとする力が高くなるのです。

遊び出したらやめられない子には、あと何分必要かを子どもに質問しよう

4歳のTくんはプラレールが大好きで、遊び出したら2時間でも遊びます。しかし、ご飯ができてもなかなか来なくて、連れて行こうとしたら「もう食べない」と怒って1時間以上泣いています。抱っこしようにも暴れてさせてくれず、こうなるとお手上げでそっとしておくしかない状態に。次の日、お母さんはTくんに「長い針が何になったら終われる?」と聞くと、「10」と答えました。すると50分になったときにTくんは、自分からご飯を食べに来ることができたのです。

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